古代の幻 ― 日本近代文学の〈奈良〉 (世界思想ゼミナール)

古代の幻
目次
I シンポジウム ― 古代という幻の装置
 発 題
 第I期 鉄道網の整備と紀行文学
 第II期 近代観光都市と古都巡礼
 第III期 十五年戦争下の日本回帰
II 日本近代文学の〈奈良〉
 会津八一 ― 奈良の歌びと【太田 登】
 志賀直哉 ― 私が奈良に澄んでゐた頃【真銅正宏】
 谷崎潤一郎 ― 「吉野葛」のトポス【中田睦美】
 折口信夫 ― 「中将姫」の誕生【藤本寿彦】
 堀 辰雄 ― 万葉びとを求めて【宮内淳子】
 亀井勝一郎 ― 求道の精神風土【竹松良明】
 保田与重郎 ― 「大和は国のまほろば」【和田博文】
 井上 靖―歴史の欠片【浅田 隆】
III 奈良を舞台にした作品 ― 五〇の窓
 一九世紀末の奈良 ― 近代観光都市黎明
 一九〇〇年代の奈良 ― 価値の発見と環境整備
 一九一〇年代の奈良 ― 近代化と奈良の発見
 一九二〇年代の奈良 ― 近代観光施設と交通網
 一九三〇年代の奈良 ― ナショナリズムの足音
 一九四〇年代前半の奈良 ― 戦争と文化財
IV 資料編
 年表・奈良と近代文学 一八六八年~一九四五年【和田博文】
 市町村別・対象別 主要作品目録【浅田隆】
あとがき
索引(奈良関係固有名詞/人名)
写真・図版について
執筆者紹介

浅田 隆 編/和田博文 編
本体2,500円(税別)
2001年発行【品切】
四六判/296頁
ISBN978-4-7907-0873-5
世界遺産に登録された古都奈良という風土の意義や、会津八一、志賀直哉、谷崎潤一郎、折口信夫、堀辰雄、亀井勝一郎、保田与重郎、井上靖ほか多くの文学者が発見した〈奈良〉を投影した個々の文学作品との関わり・時代性を縦横に論じ尽くす。

世界思想ゼミナール (日本語・日本文学)


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