現代哲学の真理論 ― ポスト形而上学時代の真理問題

現代哲学の真理論
目次
まえがき (加賀裕郎)

第1章 真理論の近代的転回
第1節 経験論の衝撃(野坂宜正)
  ― ロックとヒュームの真理論
第2節 近代的真理論の確立(隈元泰弘)
  ― カントによる真理観のコペルニクス的転回
第3節 「自覚」の展開としての真理(隈元泰弘)
  ― ヘーゲルの全体論的真理観

第2章 哲学の脱超越論化と真理論の規範的転回
第1節 現象学の真理論(渡辺英之)
  ― フッサールによる超越論的基礎づけの試み
第2節 神の死と新しい真理像の模索(溝口隆一)
― ニーチェの真理観
第3節 形而上学は克服されたか(堤 正史)
― ヤスパースとハイデガーのニーチェ解釈

第3章 真理論のプラグマティズム的転回
第1節 パースにおける真理と探究(新 茂之)
第2節 便宜としての真理(加賀裕郎)
  ― ジェイムズの真理論
第3節 デューイにおける「保証付きの言明可能性」と真理(藤井千春)

第4章 認識論の終焉と真理のデフレ化
第1節 タルスキと真理の意味論的理論の射程(下嶋 篤)
第2節 情報意味論における真理概念(下嶋 篤)
第3節 真理から連帯へ(加賀裕郎)
  ― ローティの反真理論

第5章 客観主義的な知識・真理の理論を超えて
第1節 ポラニーの「暗黙知」における「知」のダイナミズム(立山善康)
第2節 「科学」の語りとその真理性(松井邦子)
― 医療コミュニケーションをモデルに
第3節 道徳的実在論に対する社会的構築主義による反動(林 泰成)

あとがき (吉田謙二)

吉田 謙二 監修/加賀 裕郎 編/隈元 泰弘 編/立山 善康 編
本体2,000円(税別)
2009年 3月発行【品切】
A5判/236頁
ISBN978-4-7907-1412-5
真理は発見されるものから、作られるもの、生きられるものとなり、真理論の歴史は、真理を問うことの意味そのものを問うことへと展開してきた。独自の視点から真理論の歴史と最新の様相を解明することを通して、〈真理論〉の未来像を展望する。

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