作ることの日本近代 ― 一九一〇―四〇年代の精神史 (世界思想ゼミナール)

作ることの日本近代
目次
序 作ることの日本近代に寄せて (伊藤 徹)

第1章 深淵をなぞる言語 (伊藤 徹)
― 夏目漱石『彼岸過迄』のパースペクティヴィズム ―

第2章 作り手の深層 (竹中 均)
― 柳宗悦における神秘と無意識 ―

第3章 「個性」の来源 (伊藤 徹)
― 萬鉄五郎・生ける静物 ―

第4章 近代的知の臨界 (荻野 雄)
― 高田保馬の利益社会化の法則 ―

第5章 〈生命〉探求の教育 (岡部美香)
― 小原國芳の修身科教授論 ―

第6章 虚無のなかの構想力 (秋富克哉)
― 三木清・技術哲学の立場 ―

第7章 運動としての「模倣」 (長妻三佐雄)
― 中井正一の挑戦 ―

第8章 神話の造形 (西村将洋)
― 保田與重郎と知/血の考古学 ―

第9章 「手仕事」の近代 (土田真紀)
― 地方の手工芸と一九三〇年代 ―

第10章 一九三〇―四〇年代の建築における「日本的なもの」と行為概念 (笠原一人)

本書関連年表
あとがき (伊藤 徹)
人名索引

伊藤 徹 編
本体2,500円(税別)
2010年10月発行
四六判/310頁
ISBN978-4-7907-1495-8
物を作り人を作る力とは何か。近代化のかたちの根源に向かって、夏目漱石・柳宗悦・萬鉄五郎・高田保馬・小原國芳・三木清・中井正一・保田與重郎・堀口捨己などを取り上げ、分野を横断しつつ「作ること」の視点から日本の近代化を再検討する。

世界思想ゼミナール (哲学・思想・宗教・心理)


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