古典解釈の愉悦 ― 平安朝文学論攷

古典解釈の愉悦
目次
本 編
第1章 伊勢物語の悲恋 ― 許されざる恋と別れ
第2章 伊勢物語の殉愛 ― 再会とみやび返し
第3章 うつほ物語の方法 ― 「俊蔭」巻の展開
第4章 源氏物語の女房〈断章〉 ― 末摘花をめぐる端役の機能
第5章 源氏物語の和歌〈断章〉 ― 薫と中の君との贈答
第6章 紫式部集の「箏の琴しばし」考 ― 第三番歌の再検討
第7章 紫式部集の「明け暗れのそらおぼれ」考 ― 第四、五番歌の再検討
第8章 紫式部集の「山里のもみぢ葉」考 ― 第八、九、十番歌の再検討
第9章 紫式部集の〈文散らし〉考 ― 第三十一~三十五番歌の再検討
第10章 紫式部集の「たたく水鶏」考 ― 第六十七、六十八番歌の再検討
第11章 紫式部集の〈巻末歌三首〉考 ― その精神の肖像
第12章 更級日記の夢 ― 前生夢の機構
第13章 更級日記の薬師仏 ― 構想を支える西方遣送の機能
第14章 讃岐典侍日記の方法 ― 排除・密着=独占の構図

付 編
第1章 紫式部日記〈断想〉
第2章 源氏物語〈断想〉
第3章 女流作家の肖像① ― 和泉式部
第4章 女流作家の肖像② ― 紫式部
第5章 紫式部伝記研究の現在
第6章 源氏物語続編作者異聞
第7章 平安朝文学に見る死の言葉
第8章 女流日記文学研究の課題
第9章 葉月物語絵巻解題

初出・原題一覧
あとがき
索引

久保 朝孝 著
本体6,000円(税別)
2011年 1月発行
A5判/396頁
ISBN978-4-7907-1509-2
煌めく平安朝文学作品本文の一語一句に徹底的にこだわり抜き、内在する未発の価値を掬い上げる。作品への接近の仕方はその固有の特性に応じて多様であるが、些細な一語に執する精神的愉悦としての〈解釈〉作業のすぐれた到達点がここにある。

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