歴史語りの人類学 ― 複数の過去を生きるインドネシア東部の小地域社会

歴史語りの人類学
目次
序章 歴史語りの人類学に向けて

第一章 城塞に生きる
  ― ウォリオ社会

第二章 起源の森から城塞完成まで
  ― ウォリオ人が語るブトン王国史

第三章 十六~十七世紀の文字資料に見る東部インドネシア諸勢力間関係
  ― 「第三の歴史」

第四章 起源地への巡礼者
  ― ワブラ社会

第五章 「真実の歴史」
  ― ワブラ人が語るブトン王国史

第六章 歴史語りの対話、対話する歴史

第七章 歴史の真実、生きられる歴史語り
  ― 結論


あとがき
参考文献
索引

山口 裕子 著
本体5,200円(税別)
2011年 2月発行
A5判/406頁
ISBN978-4-7907-1511-5
インドネシア、スラウェシ島の沖合に浮かぶブトン島。村で語られ、記されるいくつもの歴史を重ね合わせると、「真実の歴史」が見えてきた。世界史と民族誌、歴史学と人類学、史料と語りとを節合する壮大なエスノグラフィ。

専門書 (人類学・民俗学)


第39回澁澤賞受賞!

文化人類学を研究する若手の業績に対して与えられる澁澤賞に選ばれました。
「〔本書〕の結論は、人類学の存在論的転回などとの関連において、今後大きく展開される可能性をもっており、脱自的な他者理解の営為としての人類学が目指すべき方向を指し示す提言として評価できる。」(推薦理由より)
以下のサイトより全文をご覧になれます。
第39回澁澤賞

 (2012/12/25更新)

第1回三島海雲学術特別賞(人文科学部門)受賞!

山口裕子先生が、第1回三島海雲学術特別賞(人文科学部門)を受賞されました!
受賞の対象となったご研究は、『歴史語りの人類学』に凝縮されています。
「受賞者の研究は、……広くアジア世界の国家・社会編成の歴史的実相を捕捉するための新たな研究方法と視座を提供するものとして……アジア地域を中心とする人文科学に関する研究の発展に大きな貢献をなすものである。」(受賞理由より)
三島海雲学術賞(褒賞)

 (2012/9/7更新)

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