都市を生きぬくための狡知 ― タンザニアの零細商人マチンガの民族誌

都市を生きぬくための狡知
目次
はじめに

序論
 序章 マチンガと都市を生きぬくための狡知
 第一章 ムワンザ市の古着商人と調査方法
 第二章 マチンガの商世界 ― 流動性・多様性・匿名性

第Ⅰ部 騙しあい助けあう狡知 ― マチンガの商慣行を支える実践論理と共同性
 第三章 都市を航海する ― 商慣行を支える実践論理と共同性
 第四章 ウジャンジャ ― 都市を生きぬくための狡知
 第五章 仲間のあいだで稼ぐ ― 狡知に対する信頼と親密性の操作

第Ⅱ部 活路をひらく狡知 ― マチンガの商慣行と共同性の歴史的変容
 第六章 「ネズミの道」から「連携の道」へ ― 古着流通の歴史とマチンガの誕生
 第七章 商慣行の変化にみる自律性と対等性

第Ⅲ部 空間を織りなす狡知 ― 路上空間をめぐるマチンガの実践
 第八章 弾圧と暴動 ― 市場へ移動する条件
 第九章 「あいだ」で生きる ― 路上という舞台

結論
終章 ウジャンジャ・エコノミー


あとがき
参照文献
索引

小川 さやか 著
本体5,200円(税別)
2011年 2月発行
A5判/398頁
ISBN978-4-7907-1513-9
自らマチンガとなり、タンザニアの路上で、嘘や騙しを含む熾烈な駆け引きを展開しながら古着を売り歩き、500人以上の常連客をもった著者。ストリートで培われる狡知に着目して、彼らのアナーキーな仲間関係や商売のしくみを解き明かす。

専門書 (人類学・民俗学)


朝日新聞で4回、紹介されました

『朝日新聞』2011年12月13日(火)朝刊「ひと」欄、13日(火)夕刊「素粒子」、25日(日)読書面、30日(金)朝刊「天声人語」で紹介されました。
「タンザニアで行商をして書いた本でサントリー学芸賞受賞」(「ひと」欄)。
「学問の枠をはみ出そうな、スリリングな本」(読書面)。

 (2012/1/6更新)

第33回サントリー学芸賞受賞!

「アフリカの厳しい現実を描き出しているのに、にぎやかな祭りの場にいるような錯覚にとらわれる。研究書だが、巷の熱気にあふれ、ノンフィクションを読んでいるような面白さがある」(川本三郎氏、選評より)。
詳細は以下のサイトからご覧いただけます。
選評
受賞の言葉

 (2011/12/12更新)

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