フェミニズムとヒロインの変遷 ― ブロンテ、ハーディ、ドラブルを中心に

フェミニズムとヒロインの変遷
目次
序論

第1章 第一波フェミニズムとリベラリズム
1.総論としての主流フェミニストの性道徳観
  ― 彼女たちのジレンマ ―
2.リベラリズムとリベラル・フェミニズム

第2章 リベラル・フェミニズムを受け継ぐヒロイン,それを越えるヒロイン
1.1880年代から1890年代における「結婚」についての議論
2.『ジェイン・エア』(1847)の曖昧性
3.『ひきうす』(1965)における個の再構築
  ― ポストモダン・フェミニズムという代案 ―

第3章 セクシュアリティとヴィクトリアン・ヒロイン
1.中産階級の女性のセクシュアリティ
  ― そのイデオロギーと現実 ―
2.『ヴィレット』(1853)における自分自身の部屋
3.‘passion’(情熱)と‘Passion’(受難)
  ― 『テス』(1891)を通して ―

第4章 「新しい女」と「新しい道徳」
1.ハーディの「新しい女」
  ― 『ジュード』(1895)のスー ―
2.19世紀小説の「読み直し」としての『滝』(1969)
3.「新しい道徳」の模索
  ― 急進的ジャーナル『フリーウーマン』(Nov.1911-Oct.1912) ―

第5章 「エンパワーメント」とヒロイン
1.『シャーリー』(1849)における女性,自然,絆
2.『帰郷』(1878)のユーステイシアの創造
3.都会の中の女性
  ― 『中間地帯』(1980)の試み ―

結論

註/Bibliography/あとがき/初出一覧/索引/著者紹介

風間 末起子 著
本体4,000円(税別)
2011年 8月発行
四六判/312頁
ISBN978-4-7907-1532-0
イギリスの十九世紀小説に浸透するフェミニズムの原点を見据えることで、その行く手にある現代小説と十九世紀小説を双方向的に考察。ブロンテ、ハーディ、ドラブルの三作家を中心に、雑誌『フリーウーマン』をも視野に入れた斬新な論考。

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