ベーシック 生命・環境倫理 ― 「生命圏の倫理学」序説

ベーシック 生命・環境倫理
目次
まえがき
序 章 倫理学って何だろう
      1 倫理学は哲学の半分
      2 生命・環境も倫理学が土台
第1章 生まれることの倫理
      1 「中絶するくらいなら避妊しておけよ」では済まない話
      2 優生思想の現代史が物語るもの
      3 中絶論議の整理と指針
      4 障害児なら堕ろす?――出生前診断という岐路
第2章 生まれ方を操作することの倫理
      1 「子が生まれる」時代から「子を作る」時代へ
      2 「子を作る」技術について回る諸問題
      3 「不妊への福音」が持つ落とし穴
      4 「子を選ぶ」近未来の光と影
第3章 死ぬことの倫理
      1 安楽死と尊厳死はどう同じでどう違うか
      2 死ぬことも自己決定か
      3 終末期医療に何を望むか
      4 死にゆく過程をどう生きるか
第4章 新時代の「死」と「移植」の倫理
      1 脳死は人の死かを哲学的に考える
      2 脳死・臓器移植をめぐる問い
      3 移植医療・再生医療はどこを目ざすべきか
第5章 環境問題の経済と倫理
      1 環境の世紀は地球環境破壊を止められるか
      2 資本主義経済が環境破壊の元凶か
      3 環境問題の基本は倫理から
      4 環境倫理としての根本問題
第6章 「自然の権利」という環境倫理思想
      1 「人間中心主義」批判としての「自然中心主義」
      2 「自然中心主義」を研ぎ澄ました「自然の権利」思想
      3 「自然の側に立つ」思想の系譜
      4 「自然の権利」思想は「使える」か
第7章 世代間倫理は「倫理」たりうるか
      1 未来問題としての環境問題
      2 ヨナスに見る世代間倫理の原理
      3 世代間倫理の「倫理」としての成り立ちにくさ
      4 世代間倫理の可能性
第8章 地球全体主義の可能性と困難性
      1 地球環境の「有限性」と「全体主義」的主張
      2 「閉じた系」としての地球観
      3 地球全体主義への疑問
      4 地球全体主義の教訓
終 章 「生命圏」の倫理学へ
      1 「生命」と「環境」をつなぐ思想
      2 自然と共生するいのち

参考文献
あとがき
○索  引

徳永 哲也 著
本体1,900円(税別)
2013年11月発行
四六判/248頁
ISBN978-4-7907-1606-8
妊娠中絶や人工生殖、安楽死や脳死・臓器移植等の生命倫理と、自然の権利、世代間倫理、地球全体主義という環境倫理の問題を踏まえつつ、いのちを守る身体(内的環境)と自然や地球(外的環境)の統合的な持続を考える「生命圏の倫理学」を提唱。

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