ネパールでカーストを生きぬく ― 供犠と肉売りを担う人びとの民族誌

ネパールでカーストを生きぬく
目次
はじめに

序 章 カーストとして生きる/個人を生きる

第Ⅰ部 肉売りカーストという役割
 第1章 交わされる財とサービス――ネワールのカースト間関係
 第2章 暮らしを支える共同性――親族関係と生活組織
 第3章 カースト役割と個人の信仰世界の交差

第Ⅱ部 食肉市場の形成とカースト役割の組み換え
 第4章 生活の場の重層性――カースト役割と市場取引
 第5章 食肉市場の形成とカースト間関係の変容
 第6章 食肉のカースト社会からの離床
 第7章 供物としての肉から商品としての肉へ

第Ⅲ部 国家的変動への下からの接続
 第8章 カースト・イメージの読み替え
 第9章 交錯する関係性とその操作

終 章 下からのカーストの再創造

おわりに――互いの生を肯定するための場所と私たち

謝辞

参照文献
索引

中川 加奈子 著
本体5,800円(税別)
2016年 2月発行
A5判/328頁
ISBN978-4-7907-1681-5
差別に苦しみながらもカーストの伝統的な役割である食肉屠畜で経済力をつけたカドギ。グローバル市場経済への包摂と王政から共和制への移行という激変の時代に、カーストが日々の営みの中で再創造され、生の肯定の拠点となっていく過程を示す。

専門書 (人類学・民俗学)


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