所有と分配の人類学 ― エチオピア農村社会の土地と富をめぐる力学
目次
はじめに 「わたしのもの」のゆらぎ
凡例
序論
第1章 所有と分配の人類学
第2章 多民族化する農村社会
第I部 富をめぐる攻防
第3章 土地から生み出される富のゆくえ
第4章 富を動かす「おそれ」の力
第5章 分配の相互行為
第6章 所有と分配の力学
第II部 行為としての所有
第7章 土地の「利用」が「所有」をつくる
第8章 選ばれる分配関係
第9章 せめぎあう所有と分配
第III部 歴史が生み出す場の力
第10章 国家の所有と対峙する
第11章 国家の記憶と空間の再構築
第12章 歴史の力
結論
第13章 所有を支える力学
注
おわりに
参考文献
索引
松村 圭一郎 著
定価4,830円(税込)
2008年 2月発行
A5判/338頁
ISBN978-4-7907-1294-7
人びとは、富をいかに分け与え、「自分のもの」として独占しているのか? エチオピアの農村社会を舞台に、「所有」という装置が、いかに生成・維持されているのか、緻密に描き出す。「私的所有」という命題へ人類学から挑戦する、気鋭の力作。
専門書 (人類学・民俗学)
『朝日新聞』2008年3月23日(日)朝刊に書評が掲載されました。「私有財産権を盾にして格差の拡大を看過し、すべてを自己責任に帰する主流派経済学者への痛烈な挑戦」高橋伸彰(立命館大学教授)。
asahi.com 書評「『私のもの』は本当にわたしのものなのか」
CIVIL SOCIAL DEMOCRACY 書評「『私のもの』は本当にわたしのものなのか」
2009年度 発展途上国研究奨励賞受賞!
第30回「発展途上国研究奨励賞」を受賞しました。「野心的で果敢な挑戦にみちたフィールド研究」という講評をいただきました。
第30回「発展途上国研究奨励賞」授賞作品決定について
下記のサイトで表彰式の模様や受賞の言葉をご覧いただけます。
第30回「発展途上国研究奨励賞」(2009年度)授賞作品

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