ローカルボクサーと貧困世界 ― マニラのボクシングジムにみる身体文化

ローカルボクサーと貧困世界
目次
序 章 ローカルボクサー世界から
1 ローカルボクサーの社会学
2 貧困世界とのつながり
3 住み込み調査と身体文化への着目

第1章 ローカルボクサーの身体文化への方法的接近
1 ローカルボクサーへの接近
2 第三世界スポーツ論の問題構制
3 「スポーツ社会学のための計画表」と二重のフレーミング論
4 マニラ首都圏のローカルボクサーへ

第2章 ボクシングジムの空間構成
1 Eジムのボクサーと非ボクサー
2 Eジムのコンテクスト
3 ボクサーの属性
4 〈全体的空間〉としてのジム

第3章 ボクサーになる――集団競技としてのボクシング
1 ジムの日常の深みへ
2 ボクサーになる
3 ジムワークにみる実践理性
4 サクリフィショという倫理
5 女性の排除形式
6 集団競技としてのボクシング

第4章 ボクシングマーケットの構造――敗者の生産の仕組み
1 ボクシング試合と敗者の生産
2 試合をめぐるボクサーの性向
3 ボクシングマーケットの政治経済
4 国際試合の交渉過程と「敗者の生産」
5 ボクシングキャリアの分類化
6 社会的選別と身体のトレード

第5章 互酬性の中のボクサー身体――引退ボクサーの日常
1 引退ボクサーの日常へ
2 スクオッターを生きる
3 スクオッター生活の窮状
4 引退ボクサーの暮らし
5 互酬性の中のボクサー身体

終 章 裸一貫のリアリティへ
1 ローカルボクサーの生活実践
2 裸一貫のリアリティを見据えた身体文化研究へ

注/あとがき/図表一覧/文献/索引

石岡 丈昇 著
本体4,200円(税別)
2012年 2月発行
A5判/358頁
ISBN978-4-7907-1558-0
今を生き抜くため、彼らは、国際的なボクシングマーケットに組み込まれながら、日常の小さな実践を積み重ねる。その身体に刻まれた生き方を、ジムでの住み込み調査から克明に描き出す。第12回日本社会学会奨励賞(著書の部)受賞。

専門書 (社会)


日本社会学会奨励賞を受賞しました!

 (2013/10/17更新)

amazonで買う

直前の画面に戻る